とことん走ろう その2
どもども。
天岩戸神社に参拝した後は、高千穂市街地に向かいます。
きょろきょろしながら走っていると、廃線になった高千穂鉄道が目に止まったので、
高千穂駅跡に行ってみました。
高千穂駅は街の中心から少し離れた高台の上にあり、いまでは観光用のトロッコ列車が走っています。
廃線になる前に一度は乗ってみたい路線でした。
高千穂駅はいまだ使用されている状態なので、今にもワンマンディーゼルが入構してきそうな雰囲気です。
高森側のトンネルの出水がなければ、
ここから線路が伸びて現在の南阿蘇鉄道とつながって、
宮崎ー熊本直通の路線になるはずでしたが残念ですね。
調べていると高千穂鉄道を復活させようという高千穂あまてらす鉄道という会社がありますが、延岡付近は盛土や駅等の施設も取り壊されているようなので、今から採算の取れないとわかっている路線を復活するの無理だろうと思いますね。
天孫降臨の地、高千穂には目移りするほどたくさんの史跡・神社がありますが、
今回は時間がありませんので、有名な高千穂峡に行ってみることにしました。
それにしてもすっかり忘れていましたが、走っている今日は盆休みの土曜日。
人が多くないはずがありません。
案の定、人!人!!人!!!
これだけ人が多いと見る気も失せてしまったので、
碑だけ撮影して、また今度人がまばらなときに車でも借りて訪れようかソフトクリームを食ってすぐに帰りました。
冷たくておいしいマンゴーソフト!!
高千穂峡を後にしたら、延岡までひたすら下ります。
とりえず4時前までにはつきたかったので、ガンガン走ります。
そういえば高千穂鉄道はどこを走っていたのだろうと思っていると、川べりにありました。
こんな川べりを走っていたらそりゃ流されますよね。
しばらく国道を走っていると、九州中央自動車道と分岐して、国道は川沿いに下り高千穂鉄道とともに延岡を目指します。
ほとんどの車は高速の方に流れて、国道の方は車もまばらです。
延岡について、輪行して帰ろうかと頭の中の悪魔がささやきましたが、
私はグッとこらえて、国道10号線を大分へと向かいます。
そのまま国道10号を北上し、途中の国道326号に分かれて、朝に通った豊後大野市三重町を目指します。
数時間ぶりの大分です。
途中の佐伯市宇目に「ととろ」というバス停があるそうなので行ってみました。
どこで曲がるんだろうかと思っていると、交差点に「ととろ入口」という文字が。
なんともわかりやすいです。
そこから1500m奥に入ったところに「ととろバス停」ありました。
内蔵NDフィルターをオンにしたままだったので、謎の高感度撮影になっております(笑)
このバス停はもちろん『となりのととろ』が制作される前から「轟(ととろ)」という地区名でした。
もとは向かいの水路にせり出すようにバス停があったようなのですが、
暴風雨で倒壊し、今の場所に復元されたとのことです。
だから写真でみるのと違うような気がしたんですね。
なかには映画の雨の中バス停でお父さんを待つサツキとメイのシーンが木製板で作ってあります。
中にはパズルや子ととろの人形などが置いてあります。
維持管理は地域の人がやっているようです。
雰囲気がほんとにいいので、普段は撮らない動画を撮ってみました。
ひぐらしとなにかのチャイムの音しか聞こえません。
現在は大分バスの路線は廃止されているので、これは記念に残しているもののようですね。
訪れるときはマイカーか自転車しかないみたいです。
(一応コミュニティバスが通っていますが)
そのあとはひたすら別府へとこいで、9時半に帰宅しました。
今回のライド228km。
ではでは。。。